きらきら

わんこのお話からお仕事のお話からおいしいもののお話から。なんでもありあり。

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うすぎぬの雲をなびかせ天上にひんやりとゐるいざよいの月

焼け焦げた肌には太陽しみついて月のくちびる待っているのに

本当は誰を愛しているのかも分からないから満月を呼ぶ

透明の夕暮れにじっと立ち待ちて 月に誘われ家出をしよう


月が好きです。
なんでだか、自分でもよく分からないのですが、子供の頃からずっと好きです。月を見上げていると、ほっとしてやがて晴れ晴れとして、なんだかすごくすっきりするのです。

漆黒の空に、真珠のように輝く満月を見ていると、すーっと雲が晴れていくような気がしますし、下弦の細い三日月を見ていると、閉じた瞳を見ているみたいで、いつまでも目が離せなくなります。いつか目を開くんじゃないかと思ってしまうのですよ。上限の三日月なら、笑っているみたいで楽しくなってくる。

まだ明るい空に儚げに浮かぶ白い月も、ぼってりとした濃いオレンジ色の昇り始めの月も、大好きです。

子供の頃は、昼間は雲が流れていくのを見上げているのが好きで、夜は月を眺めているのが好き、という、なんともロマンチックな女の子だったわけですが、そうかと言って、いわゆる不思議ちゃん系のふわふわしたところは、微塵もないのが私でした。空想の世界が好きなくせに、人との距離感をすごく気にして、なるべく遠くなりすぎたり近くなりすぎたりしないようにと、神経すり減らしてました(笑)。
悪いことは一切しないし、まじめに普通にやってるけれど、自分の本当の姿を見せるのはどうしても出来ない子だった。無邪気なところが無い子供だったのです。なんか嫌な子供ですね。

何も言わずにただ大きく包んで欲しいとき、私は空を見ていたような気がします。ただただ、そこにいて、何も求めないし何も求めさせない、そういう大きな自然の力に、私は安らいでいたのかも知れない。私だって、本当は無邪気な子供になりたかったのかも知れない。

玄関に置いた月下美人の花の香りが、部屋にまで忍び込んできました。
今夜月は雲の向こうに居るようで、「月下」じゃないところが寂しいですが、月の光のはじっこを雲の合間に見つけるだけでも、なんとなく落ち着きます。
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