きらきら

わんこのお話からお仕事のお話からおいしいもののお話から。なんでもありあり。

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遅まきながら、母の日についてちょっと書いておきたくなりました。思いつくのが遅すぎです、私。

Mother's Dayでも、まろんはママに何もしてはくれません。そうね、ママはまろんの笑顔があればなんにも要らないし。

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「そうでちか」


……う、うん。


まろんの天使の寝顔を見ながら「ああうちの子はなんてアホなんだろう」と、ため息をつく母の日。いいんだ、アホ面してたって。まろんは世界一かわいいよ。

たまにペットショップへ行って、子犬ちゃんがころころ走り回っているのを、
「わ?、ちっちゃ?い、かわい?い」
とか行って見ていますと、まろんはしーんとしてたり、まったくよそ見していたりして、なんとなくすねてるような気がしてきます。
そんな時には必ず、頭を撫でながら、
「ごめんごめん、あの子も確かにかわいいけど、まろんが世界一かわいいよ!まろんが一番だよ!」
と、猫なで声を出すママ。まろんは
「そ?ぉ?」
と、疑い深そうな顔していますが、まあそこはまろんなので、外へ出てしまえば、すねたことも何もかも全部無かったことになります。

まろんがママにプレゼントできるのは笑顔!であって、それが何より嬉しいものですが、人間の(しかもいい年こいた大人の)場合は、やっぱりそれなりに母に感謝の形を示さなくてはなりません。
そういうわけで、まろんと連れ合いがじゃれている間に、感謝の形を求めてまいりました。お財布を求めたのですが、革のキーホルダーもおまけについていて、少ない出費で豪華な「形」が表されることとなりました。そして、何やら福引もできると言うので挑戦したところ、まあ参加賞だったのですが、あいだみつおの言葉が印刷された石鹸皿と石鹸と言うものを頂戴し、3点まとめてプレゼント。
うやうやしく差し出されたプレゼントを「まあありがとう?」と、言いながら包みを開けた母、だま?って何かを見つめている、と、思ったら、福引の商品を先に開けてしまった模様。あいだみつお先生のありがたいお言葉をじーっと見つめておりました。
「あ、あ、ごめん、それは福引でもらったサイドディッシュだからさあ、先にこっち見て欲しかった」
とか、あたふたする出来の悪い娘。
お財布は若草色が絶妙でサイズも丁度よいぞ、と、自負していたので、
「わあ、いい色ねえ。お財布欲しかったのよ?」
と、母が喜ぶのを今度こそ得意満面で眺めておりました。昨年大腸ガン手術を乗り越えた母、まだまだこれからがガンとの闘いですが、彼女の生命力をもってすれば、恐らく何にも恐いものなんかないと思ってます。100歳まで生きてね、おかーさん。


道すがら、青年が赤いカーネーション1本持った右手を、背中に隠して歩いていく後姿を見かけました。カーネーションはラッピングなどされていなくて、本当に切ってそのまま持ってきました、と言うような風情でしたが、青年の背中に凛と揺れているカーネーション、なんとも美しい風景でした。きっと、お母様は、すごーく嬉しいんだろうなあと、思わず微笑んでしまった母の日です。

一輪の柔らかき笑み摘んできた渡す手なんとあたたかきこと


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