きらきら

わんこのお話からお仕事のお話からおいしいもののお話から。なんでもありあり。

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母から、ご近所のわんこについて聞いたお話し。


ちょいと変わり者のおばさんが居るのですが(仮に畑山さんとしましょう)、一人暮らしのせいか、近所の方へいちゃもんつけては「あの人ちょっとおかしい」とか陰口叩かれているわけです。
今の世の中、そういう人って、町内会の中に一人は居るのかも知れません。しかしながら、
「隣の家の犬が吠えてうるさい」
というので、保健所に通報とはちょっと度が過ぎているような。

勿論、ペットを飼う以上は、価値観の違う方が迷惑されることもあるのだと、充分理解してしつけを行うべきです。
でも、例えば一晩中吠え続けて眠れないとか、リードに繋がれてなくて追いかけられたとか、そういうことでは全然ない、雷が鳴っておびえて吠えてしまう程度のことで、保健所に通報ってのはなんだか嫌な気持ちになります。

よく知りませんが、保健所はそういう通報を受けると、飼い主に通達書のようなものを郵送するみたいです。保健所へ出頭せよという内容なんだそうです。

畑山さんの右隣の山田さん(仮名)は、雑種の元気なわんこについて呼び出しを受けて、保健所へ出頭。
畑山さんの左隣の飯塚さん(仮名)は、これまた元気いっぱいのコーギーについて呼び出しを受けて、保健所へ出頭。

なんでそれが分かったかと言えば、今日の昼間に、飯塚さんちの奥様から母に電話がかかってきた。
「申し訳ないんだけど、うちの犬の口輪をはめたままにして仕事に出てしまったので、外してあげて欲しい」
という内容で。
口輪?と、思いながら母が飯塚さんのお宅の庭をのぞいたところ、コーギーくんが、頭の後ろからすっぽりとかぶせて口の部分をマジックテープで止めるタイプの口輪をはめられて、しょんぼりと小屋の中に入っていたのだそうです。
これは噛み付き防止ではなくて、吠えるのを抑えるための口輪なんだとか。
コーギーくん、母が呼びかけてもちらりとこちらを見ただけで、じーっと動こうとしない。仕方が無いので、母から近づいて、口輪のマジックテープを外してあげたそうです。コーギーくんは、騒ぐわけでもなく、ただ口輪を外してもらって驚いたようにきょとんと母を見上げていたとか。

「なんでこんなことを・・・別に騒ぐわけでもないのに」
と、母が言うと、飯塚さんがことの成り行きを語り始めました。

畑山さんの通報によって、保健所から呼び出された飯塚さん、色々と事情や状況を話したところ、保健所の方は理解を示して、
「それなら特に口輪をするなどの処置は必要ありませんよ」
と、言ってくださったそうです。飼い主さんから見れば、例えば雷やお祭りの太鼓などに反応して吠えてしまう、という感じで、四六時中吠えまくっているわけではないようです。
しかし、畑山さんが事あるごとに怒鳴り込んでくるのに辟易していた飯塚さんは、「これ以上いざこざはごめんだ」ということで、夜寝ている間や、朝の時間帯は、口輪をはめて吠えさせないようにしたのだとか。
今日はたまたま朝つけた口輪を外し忘れて仕事へ出かけてしまい、それに気付いて慌てて母に電話をしてきたのでした。

それを聞いて、あの、たまに見かけるコーギーくんのお散歩姿を思い出しました。元気にお尻を振りながらご主人を引っ張って歩いていく姿は、愛らしくて誇らしげでかわいいものでした。あの子が、一人でしょんぼりと口輪をはめられたままうつむいている、その姿を想像しただけでちょっと涙が出そうです。

大体、この夏場の暑い時期に、口輪をはめて1日外し忘れたりしたら、水も飲めずに過ごすことになってしまうコーギーくん。熱中症にでもなったらどうするのでしょう。
それに、いくらなんでも、一晩中口輪を装着なんて長時間過ぎるんじゃないのかな。

確かに、コーギーの声は野太くてよく通りますから、吠えられたら結構騒音になりえます。
だけど、そもそもコーギーはよく吠える犬。コーギーじゃなくたって、吠えない犬なんてそうそう居ません。どんな犬だって、事情があれば吠えるものです。

保健所へ通報するわよ、訴えるわよ、と、怒鳴り散らすおばさんには、もうちょい大人の対応をお願いしたいとは思います。いきなり保険所へ駆除してくれとはちょっと行きすぎだろうと。
でもでも、わんこたちの味方であり、絶対的な支配者である飼い主が、わんこの心を傷つけるような対応をしてしまうのは、もっと問題があると思います。

だって、わんこは、飼い主が飼いたいからやってきたわけで、自分から望んでやってきたわけじゃないのだし。
まずは無駄吠えさせないしつけはきちんとするべきだろうし、もし常識の範囲でしか吠えていないというのであれば、それなりにうまい対応をしてあげなきゃいけないはず。わんこに全部責任を押し付けるような対応でいいの?って、すごく思うのです。
この上、またちょっとコーギー君が何かの折に吠えてしまって、畑山さんに怒鳴り込まれたら、「もう飼えない」って言い出しかねないのでは、と、心配になってきます。

まろんは、ほとんど吠えない子ですが(典型的なキャバなので、しつけ云々の前に、資質として吠えない子なだけです)、もし彼女が雷やなんかで吠えてしまって文句を言われたとしても、口輪で毎晩過ごさせるなんて、とても出来ない。口をふさがれたまま、じっとこちらを見つめているまろんの前で、一体どうやって眠ったらいいの?

どうか、コーギー君が、飼い主を疑わずに過ごすことが出来ますように。痛い思いをしませんように。
ただただそんな風に祈るしかない私です。

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